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シニア婚によってあなたは財産が貰えない!?シニア婚による相続トラブル!

 
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秋山 清成
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1人で寂しい思いをしながら暮らしていた親や兄妹に、

新しい素敵なパートナーが出来て、老後を一緒に過ごしてくれる。

家族としては、親・兄妹のシニア婚を祝福をしてあげたいですよね。

 

ですが、家族の老後の幸せは心から願っていても、

相続の問題となると〝また話は別〟というのが人情です。

親や兄妹がシニア婚をされた場合、

それまで、 「財産を相続するのは自分だけだ!」と思っていた方は、
・財産を相続できなくなったり
・相続できる財産が大幅に減ったり
・先祖代々の財産が赤の他人の手に渡る といった可能性があります!

 

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シニア婚により相続人の相続分は大きく変わる

近頃は、1人暮らしのシニアの方が増えてきています。

・もともと独身だったり、

・子供が独立してからの熟年離婚や、

・配偶者と死別をしていたり、

1人暮らしになった理由は様々でしょうが、

配偶者のいない方が亡くなった場合、

その方の財産は一体誰が相続をするんでしょうか?

 

遺された家族には〝財産を相続できる順番〟がありまして、

子供がいる方をAさん、子供がいない方をBさんとして、下の図で説明しますと、

 

Aさんの場合は、

・第一順位である子供がAさんの財産を100%相続します

 

それに対してBさんの場合は、

第一順位である子供がいません。

なので、

・親が生きていれば、第二順位である親がBさんの財産を100%相続して、

・親が亡くなっていれば、

第三順位である兄弟姉妹がBさんの財産を100%相続することになるんです。

 

このように、「亡くなった方の財産を誰が相続するか」というのは、

遺された遺族の家族構成によって全く違って来るんですね。

 

ですのでここからは、

・Aさんの子供目線、

・子供がいないBさんの親と兄妹目線で、

家族がシニア婚をした場合、

相続にどのような影響がでるのかを解説していきますね!

 

子供がいるAさんがシニア婚をしたら

まずは、Aさんの子供目線での影響についてお話します。

離婚や、死別をした配偶者との間に子供がいるAさんがシニア婚をした場合、

この場合、子供が相続できる財産は半分以下に下がることになります。

 

なぜそんなに下がるのか、といいますと、

 

民法では〝誰がどれだけ相続できる権利があるか〟という

【法定相続分】が定められていまして、

 

相続人が子供だけの場合、子供たちはAさんの財産を、

それぞれ均等に相続する権利があるんです。

 

・相続人が2人なら、1人あたり2分の1相続する権利があり、

・相続人が3人なら、1人あたり3分の1相続する権利がある、といった具合です。

 

しかし、相続人が配偶者と子供・・・となりますと、

・配偶者の法定相続分は、相続財産の2分の1

・子供たちの法定相続分は、残りの2分の1を子供の人数で均等に分けた分しかありません。

 

つまり、Aさんに1億円の財産があった場合、

・相続人が子供2人だけでしたら、

・法定相続分は2分の1ずつですから、

・財産を5,000万円ずつ相続する権利がありましたが、

 

Aさんがシニア婚をすることで、

法定相続分は、

・配偶者が2分の1、

・子供たちで残りの2分の1を均等に分ける事になりますから

・新たに配偶者になった人には、5,000万円を相続する権利がうまれ、

・子供2人に権利があるのは、

5,000万円の半分の2,500万円ずつ、という事になるんです!

 

また、もしAさんが再婚相手の子供を養子にしていた場合や、

再婚相手との間に子供が出来た場合、

 

養子や再婚相手との子供も、

Aさんの財産を相続する権利がありますから、

元々の法定相続人の相続分は、更に少なくなってしまうんです。

 

子供がいないBさんがシニア婚をしたら

では次に、子供がいないBさんがシニア婚をされた場合、

相続にどのような影響がでてくるのでしょうか。

 

この場合、

・親や兄妹が相続できる財産は、3分の1や4分の1まで下がり、

・事によっては財産を相続できなくなったり

・先祖代々の財産が赤の他人の手に渡る可能性すらあるんです!

 

どういう事か詳しく説明していきますね。

 

前半でも言いましたが、

子供も配偶者もいない方が亡くなった場合は、

・親が生きていれば、親が財産を100%相続して、

・親が亡くなっていれば、兄弟姉妹が財産を100%相続することになります。

 

親が2人とも健在の場合や、兄弟姉妹が複数いる場合、

法定相続分は下の図のように変化します。

それぞれ均等に財産を相続する権利がある訳ですね。

 

・2人なら1人あたり2分の1相続する権利があり、

・3人なら1人あたり3分の1相続する権利がある、

といった具合ですね。

 

では、子供のいないBさんがシニア婚をして、

相続人に配偶者が現れた場合、

相続権にどう言う変化が出てくるのか・・・といいますと、

 

・親が健在の場合、

・相続人は配偶者と親になりますから

・配偶者がBさんの財産の3分の2を相続する権利を持ち、

・親の権利は3分の1に減ってしまいます。

・親が2人とも健在でしたら、この3分の1のさらに半分ずつの権利しかないわけです。

 

そして、親が亡くなっている場合は、

・相続人は配偶者とBさんの兄弟姉妹になりまして、

・配偶者にはBさんの財産の4分の3をも相続する権利があり

・兄弟姉妹の相続権は4分の1しかありません。

 

例えば、

・兄妹が2人で

・Bさんに1億円の財産があった場合、

 

Bさんが結婚をする前でしたら、

兄妹それぞれ5,000万円ずつ相続をする権利がありましたが、

 

Bさんが結婚をすれば、

配偶者が財産の4分の3である7,500万円を相続する権利を持ち、

 

兄妹は残りの2,500万円を半分ずつ相続しますから、

それぞれ1,250万円を相続する権利しかなくなってしまうんですね。

 

「こんなに減るのか!」と驚かれた方もいるかもしれませんが、

Bさんの新しいパートナーに子供がいた場合、

Bさんと養子縁組みをすれば、

親や兄弟姉妹は1円も相続できなくなるんです!

 

冒頭でも言いましたが、

亡くなった方の財産を相続できる家族には順番がありまして、

・配偶者は順番に関係なく常に相続人で

・子供は第一順位なんですね。

 

自分の順位よりも前の人がいれば、

後の人は財産を相続する権利がないわけです。

 

養子をとった場合、養子の順位は実子と同じく第一順位になりますから、

親や兄弟姉妹の相続権は無くなってしまうんです!

 

そもそも、Bさんに子供が居れば、

親や他の兄弟姉妹には相続権がない訳ですから、

兄弟姉妹の財産を相続できないのは当たり前、と割り切れたらいいのですが、

 

もしBさんが、

親の財産や親が先祖代々守っていた財産の大半を相続していた場合は、

 

自分の両親の財産を、

・フッと突然現れたBさんの新しいパートナーに4分の3も持って行かれたり、

・血の繋がらない子供に全て持っていかれたりするのには、

少し納得がいきませんよね。

 

ですが法律上はこのようになるんです。

 

もし先祖代々の土地や家などの財産だけでも、血縁者に残したい場合には

Bさんに

・先祖代々の財産については、兄妹に遺贈するように遺言を書いてもらったり

・自分達の子供をBさんの養子にして貰うなどして

対策をとる様にしましょう。

 

シニア婚をされる方は事前の相続対策が大切です

シニア婚をされる方は、

将来自分が亡くなった時に、相続争いなどが発生しないよう、

・パートナーや子供や兄弟姉妹などの意見などを聞いて、

・遺言書で対応しておくなど、

 

パートナーは勿論、

・自分の子供や親、

・兄弟姉妹に対しても禍根を残さないよう、

事前に対策を取られておかれることをオススメします。

 

 

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