(路線価)土地・建物を相続した際の相続税評価額の計算は意外と簡単です!(倍率)

ABOUTこの記事をかいた人

秋山 清成

相続のご相談なら、秋山税理士事務所へ。税務署で40年以上相続を取り扱ってきた税理士が、相続対策や節税方法、相続税申告、贈与税についてのご相談など親切丁寧にサポートいたします。SRS(相続リモートサービス)にて全国のお客様に対応しております。どうぞお気軽にご相談ください。

    倍率方式とは、路線価方式とは

    土地の相続税の評価方法には、倍率方式と路線価方式があります。
     

    《倍率方式》
    倍率方式は、市役所(役場)の固定資産税評価額(固定資産税標準額ではありません)に、倍率を掛けて相続税の評価額を算定する方法です。

    倍率は、毎年改訂されて国税庁が公表(毎年7月1日)します。

     

    《路線価方式》
    路線価方式は、道路に1平方メートル当たり千円単位で金額が設定されています。
    路線価も、毎年改訂されて国税庁が公表(毎年7月1日)します。

    路線価による相続税の評価額の算定は、土地の形状・面積・特別な規制などにより評価しますから専門的知識が必要になってきますが、相続税の評価額の概算を算定したいだけであったら、設定されている金額に面積を乗ずれば、概算の相続税評価額を算定することができますから、参考として使うには支障はございません。

     

    《権利が設定されている土地》
    土地を他人様に貸し付けていて、他人様が地上に家を建てている場合などは、貸地となります。 なお、逆に他人様から土地を借りて他人様が地上に家を建てている場合などは、借地となります。

    貸地は、更地の価格から借地権を差し引いた金額が相続税の評価額になります。
    また、借地は、更地の価格に借地権を乗じた金額が相続税の評価額になります。
    この借地権の割合は、「倍率表」の「借地権割合」として表示してあり、「路線価図」においては、金額の後ろに記号(アルファベット)で表示されていますから、記号を上部の借地権割合で確認します。

    ちなみに、Dは借地権割合が60パーセント、Eは借地権割合が50パーセントです。

     

    相続税評価額の計算例

    ・倍率方式

    ・所在地:姫路市相野、
    ・地目:田、 
    ・場所:県道沿い、
    ・固定資産税評価額:123,560円
    の場合は、
    あ「相野」の県道沿いの田の欄を見ますと、倍率は21倍になっていますから、
    固定資産税評価額:123,560円×倍率:21=2,594,760円が相続税の評価額です。

    ・路線価方式

    仮に、別紙の路線価図のピンクマーカーの部分に宅地165平方メートルの土地を所有していたら、路線価:49,000円×面積:165平方メートル=8,085,000円が相続税の評価額です。

    ・貸地の評価

    上記の路線価方式で計算した宅地(8,085,000円)を貸していたのであれば、借地権割合は

    E:50パーセントですから、地主及び借地権者共に相続税の評価額は
    4042,500円になります。

    ちなみに、この地域が借地権割合D:60パーセントの地域でしたら、
    地主は、 8,085,000円×1-60パーセント)=3,234,000円で、
    借地権者は 8,085,000円× 60パーセント=4,851,000円が相続税の評価額です。

     

    《倍率表・路線価図の見方》

    国税庁HP⇒路線価図⇒平成OO年分(最新年を見る)⇒兵庫県⇒路線価図又は倍率表⇒字名

     

    相続に関する全記事はこちら
    贈与に関する全記事はこちら
    認知症対策に関する全記事はこちら
    相続についての耳より情報はこちら

    パソコン用の画像 スマートフォン用の画像

     

     

    ※スマーフォンからの場合、アイコンをタップすると電話が掛かります。